毎日、仕事に育児に、家事にお疲れ様です。毎日のように繰り返される保育園の送り迎え・・・。帰宅すると、すぐさま子どもをみながら夕食づくり。もくもくと、目の前のことをこなす毎日。『つかれた~。』とため息をついていませんか? いつになったら、楽になるんだろう?
もし、こんなふうに感じているとしたら、一度立ち止まって自分の生活をふりかえってみてもいいかもしれません。毎日がつらい、しんどい仕事と家事の両立は限界・・・!と思っているあなたへ。
子育てや仕事の両立において限界を感じ、一人で悩んでいませんか?日々の家事や育児、仕事に追われ、ついついため息が漏れることもありますよね。しかし、そんな時こそ、自分の生活を振り返ってみるチャンスです。この記事では、子育てと仕事の両立に関するコツや支援方法をご紹介していきます。
子育てが大変で仕事を辞めたいときには
子どもが小学校に通う年齢になるまで仕事をやめる。
子どもが小学校に通う年齢になるまで仕事をやめるという選択も一つの手段です。子どもが小さい頃は体調管理が難しく、仕事と子育ての両立は大変です。しかし、子どもが成長し、少しずつ自立してくると、ママやパパの自分時間も取りやすくなります。そして、仕事を再開する際も、適切なサポートがあれば安心して取り組むことができます。
小学校に入ってしまえば、成長にしたがって病気にかかる頻度も少なくなって一人で身の回りのことをしたり、少しずつ自立していくのでママさんも自分の時間がとれるようになっていきます。子どもの子育てから少し手が離れてから、仕事がしたければ専念してもいいと思います。
また、子どもも家にママさんがいてくれるという安心感につながります。経済的な余裕があることが前提になってしまいますが、無理をして仕事をすることで身体や心が病気になってしまえば、医療費の負担も増えてしまいます。
やっぱり仕事をつづけたいなら、無理のない範囲でお仕事をすることをおすすめします。出産前は続けよう!と思っていた仕事。出産して子育てを始めてみたら、毎日にゆとりがなくて大変だったとか。子どもが熱を出して保育園の迎えが必要になり早退したり、仕事を休むことになってしまったり・・・。
子どものためには仕事を休んでそばにいてあげたい、でも休みがとりづらい。残業なしで仕事をして子どもと過ごす時間を増やしたい!でも、職場の人の視線が気になって・・・。 そんな葛藤をかかえていませんか?!
意外なことに心身的な負担は自分だけでなく、子どもにも影響をあたえることも・・・。私は心も身体もつらいと感じていながらも、毎日を仕事におわれるように過ごしていた時期がありました。そのときのことを中学生になった子どもは今でもはっきりと覚えていました。
「あのとき、お母さんすごく、つらそうだったよね。いつも心配していた。」と話してくれたことがありました。当時、小学生だった子どもが私のつらさを感じとって、心配していたことに正直驚きました。そのとき、親の予想以上に子どもは敏感なんだとあらためて感じました。
私は子育てだけに集中したかったので仕事は産休中にやめました。子どもが2歳になるまでは仕事はしていませんでした。経済的に余裕はありませんでしたが、子どもが幼い間だけは、そばにいてあげたい、さみしい思いはさせたくないと考えたからなんですがね・・・。
常に子どもと一緒にいることでストレスは感じましたが・・・。 私は仕事柄、保育士として子どもに関わってきた過去があります。そのとき、常に感じたことは子どもたちも保育園に行っている間はなにかしらのストレスや不安、疲れを感じているということです。
大人が社会に出て一生懸命に働いているのと同じように子どもも、子ども社会であそんでいても友だちという人間関係のなかでもまれながら、がんばって過ごしているんですよね。だからといって保育園に預けることが、よくないということではないんです。
家庭環境などさまざまな事情で、子どもを赤ちゃんのころから保育園に預けて働く必要があるママさんパパさんもいますよね。保育士として感じたことは、もっと心にも身体にも余裕をもってパパさん、ママさんが子育てをできたら、子どもたちの笑顔はもっとたくさん見れるんじゃないかな?と。
なかには、うまく心の余裕をもちながら子育てやお仕事を両立されているママさんもいました。割合的には、忙しく仕事や子育てに追われてイライラしたり、疲れているママさんやパパさんが多かったのも事実で、そして子どもにも少なからず影響は与えていました。
もっと、甘えたい!ママ、パパとあそびたい!パパ、ママと一緒に過ごしたい! 保育園にきている子はそんな子が多かったように思います。こんなふうに子どもたちがパパさん、ママさんを求めるということは子どもたちに向けられる愛情が少ないということ、逆に考えるとパパさんママさんは仕事などで日々を忙しくしすぎていることで、時間的にも心にも余裕がないことが原因になっていると思います。
仕事は一度やめても、同じところに必ず復帰できることは少ないかもしれませんが仕事場がかわっても同じようなジャンルの仕事につくことはできます。ですが子育ては、そのときその年齢しか触れ合えない子どもとの時間があります。
時間をまきもどすことはできませんし、子どもの成長は待ってはくれません。子どもがパパさんママさんを必要としているときに、心の余裕をもって関わってあげることが子どもの成長には大切なことです。
子育てと仕事の両立のコツとは?
- 理解のある職場(上司)を選ぶことや短時間勤務にきりかえる。
- 子育てを協力してもらえる支援体制をつくる。
子育てと仕事の両立のコツは、理解のある職場(上司)を選ぶことや短時間勤務にきりかえることだと思います。子育て経験のある上司や同僚がいる職場では、理解と協力を得やすくなります。また、短時間勤務への切り替えは、身体と心の負担を軽減するだけでなく、自分の時間を確保することにも繋がります。自分の働き方を見直し、無理のない範囲で仕事と家庭を両立させましょう。
子育て経験のある上司や同僚がいたら子育ての大変さを共感してもらえたり、良き理解者になってもらえるので味方につけると心強いですよね。
働く上での自分のルールを決めておいて、残業は『しない』など、あらかじめ契約や採用段階で上司に伝えておくと『周り人から陰口を言われたらどうしよう?!』とハラハラドキドキしないですみますよね。
また、短時間勤務にきりかえることでも身体と心の負担はへらせます。赤ちゃんのときや小学校に上がる前までの年齢は体調を崩しやすく、仕事で急なお休みをとらなければならないこともあります。子どもがある程度大きくなってから、仕事を再開することで自分の心に余裕をもてます。
短時間勤務でパートとしてバリバリ仕事をこなす子育てママさんに出会ったことがあります。そのママさんは子どもが小さいので残業は一切しませんでした。短時間でも勤務時間内は、もくもくと仕事をしていたので周りの人からも頑張る姿を応援してもらえる存在でした。
自分のできる範囲で仕事をするというかたちでも、きちんと仕事をこなしていれば周りからも評価されることをそのママさんを通して感じました。また、ママ友さんのなかには毎日残業の長時間労働をこなしていたママさんもいました。
そのママさんは仕事好きだったことと生活のために金銭的な理由もあってがんばっていましたがある日、突然顔面がけいれんしてしまうほど精神的に追いつめられてしまいました。最初は仕事が楽しくてやりがいもあり、残業も平気だったようです。
それでもしだいに疲れが蓄積されて、やめたくても仕事をやめられないほど不安定になり身体も病気になってしまい、入院となったことで 仕事から離れることができたようです。私の場合は仕事を始めるようになったときには、保育園やお互いの両親(おじいちゃん、おばあちゃん)に子どもを預かってもらいました。
手厚い協力支援体制のおかげで安心して仕事をすることができましたし、支えてもらえることにいつも感謝の気持ちをもつことができて私にとっての精神的な成長につながったと思います。
まとめ
子育てと仕事を両立していくために周りの人へ協力や理解、支援をもとめることや子育てに無理のない環境で働ける仕事を選ぶことは、ひとつの方法だと思います。 無理をすることでつらいのは自分だけではなく、子育てにも影響が出てしまうこともあります。
毎日を子どもと楽しくごせるように自分で働き方のバランスを調節していくことをおすすめします。
コメント