実家に帰省をするんだけど、移動中に子どもが電車の中で
ぐずったり、バタバタしないか不安なんだよね~。
そうだよね~。長時間の移動になると、子どもは飽きてきて
静かに座ってるなんて難しいよね~。
そんなときはゲームやスマホに頼っちゃえばいいんじゃない?
たしかにこれなら、飽きずに静かにしてくれるもんね。
ちょっと、まってください!
長時間、メディアに子どもを触れさせたり
子守りをしてもらうのは 危険です。
ゲーム機器やスマホなどのメディアが子どもの脳に与える影響を知っていますか? 今回はゲームなどのメディア機器を使わなくても子どもが移動時間もしずかに楽しめる方法をお伝えしていきますね 。
メディアが脳に与える影響は?
ゲーム依存症やゲーム障害という言葉を、耳にしたことはありますか?地方の小中学校、または保育園などの講演会ではメディア(ゲーム、スマホ等)機器に関する子どもへの悪影響を伝えています。ゲームに熱中するあまり、夜眠れなくなり、朝に寝てしまうことで昼夜逆転の生活になり、ひきこもりになってしまうことも・・・。
ゲーム依存症になると脳の前頭前野に異常がおこり、『ゲームをしたい』という欲求がおさえられなくなって、アルコール依存症やギャンブル依存症の患者と同じような依存の状態から、抜け出せなくなると言われています。
子どもが小さいうちにゲームの習慣が身についてしまい、ゲーム障害になると家族や物に対して暴力的になることもあります。それでも、ゲーム機器に触れさせたいと考えるならば、自分を管理する能力が低い子どものうちは、特に周りの大人が子どもと一緒に話し合いながら、ゲーム機器に触れていく必要があります。
ゲームをしていると静かにしてくれるからと、安易な考えでゲームをさせてしまうことが、子どものゲーム依存症のきっかけになりかねないので、そこは大人がらくをせず、子どもと向き合う時間として過ごしていくことをおすすめします。
移動中はコミュニケーションを育むチャンスです 。電車やバスの中で大きな声を出して騒ぐのは、周りの人の迷惑になるので、気を付けたいですよね。そんなときは、耳元でコソコソ話をしてみるといいですよ。
いつもは使わないコソコソ話ですが、小さな声で話す練習をしておくと子どももTPO(場所)に応じて話し方を使い分けるクセが自然と身に付きます。例えば、電車の中では「周りの人もしずかにしているから、今はアリさんの声で話そうね。」「ママとアリさんごっこしようか~。」
耳元でコショコショと小さな声で話すと、なんだかくすぐったい感じがする子もいるので、それがまた、こどもにとってはママさんと楽しめるひとときになります。
バスや電車などの移動時間も子どもが静かに楽しめる方法とは?
1歳~6歳くらいまでの子は落ち着いて座れなかったり、いろいろなものに興味をもって動き回りたくなる時期でもあります。それをやみくもに「じっとしてなさい!」「あっちにいったらだめ!」「静かにしなさい!」と大人がおさえるようなことをしてしまいがち、かと思います。
でも、これでは逆効果なんです。だめ!と言われれば言われるほど、子どもはしたくなったり子どもには ストレスになります。子どもにもストレスを与えず、ママさんも注意しなくてもいい方法とは、持ち歩けるおもちゃであそんだり、やりとりあそびをすることです。
持ち歩けるおもちゃであそぶ
おもちゃ選びのポイント
・静かにあそべる
・持ち運びしやすい
・コンパクト
・散らからない
このポイントを押さえておもちゃを選ぶと使いやすく、便利なおもちゃが 選べます。
私がおすすめのおもちゃを紹介しますね。
ひもとおしのおもちゃ
うちの子は3歳くらいから、この『ひもとおし』にお世話になりました。シンプルな板にカラフルなヒモを穴へ通すだけのシンプルなあそびですが、集中してあそべます。バスや車の中の長時間の移動で、座ってあそべるのでおもちゃも散らからないし、軽くてかさばらないので、かばんに入れて持ち運びもらくちん♪
ヒモをとおして絵や模様を板に描くようにあそべます。
プレイミー ひも通し ソーイング 【PlayMeToys 木のおもちゃ 木製 ひもとおし 知育玩具】
マグネットのおもちゃ
こどもってマグネット好きですよね~!
マグネットをはがしたり、くっつけたりの単純なあそびがこどもは楽しいんですよね!バスや電車のなかの限られたスペースでも、マグネットなら散らからないし、おもちゃを落とす心配もないですね。
病院の待合室で順番を待っているときも
子どもの気をまぎらわせるのに活躍してくれるね。
病院のおもちゃは、コロナウイルスなどの感染症が流行っているときは、使えなかったりすることもあるので、自分の持ち運びできるおもちゃがあると、子どもも退屈しなくていいですよね。
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やりとりあそびをする
今から紹介するやりとりあそびは語彙力、想像力が豊かになります。
◆しりとり
◆連想ゲーム
黄色➡レモン➡すっぱい➡うめぼしなど言葉からつながりのあるもの
を順番に言い合います。連想できなくなったら負け。
◆言葉集めゲーム
「た」のつく言葉や物はな~んだ?と問題を出しあいます。たんぼ、タイ、たいこなど最初に「た」のつく言葉を交互に言い合って、思いつかなくなった方が負け。
◆私は誰でしょう?クイズ
「私は冷たくて、甘い食べ物です。」
「私は夏に食べるとおいしいです。」
「私は冷凍庫にいますが、冷凍庫からずーっと出ていると
汗をかいて溶けてなくなってしまいます。」
答えはアイスです。こんなふうに答えについて相手がわかるまで、たくさんヒントを出して問題を出していきます。問題を出す方もいろいろと考えるので楽しいですよ♪
まとめ
移動の時間も大人の考え方しだいでは子どもも大人も楽しい過ごせます。 子どもがいい子にしてくれないと困る~!とイライラ、ソワソワ、落ち着かないよりも、子どもと一緒にコミュニケーションもかねて、やりとりをしながら大人が 一緒にあそぶといいですね。
親子であそぶやりとりから自然と静かにマナーを守って、電車やバスの中も過ごせるようになります。ちょっとしたことで、子どもとの時間を気持ちよく過ごせるので 、試してみてはいかがでしょうか? 最後までご覧いただき、ありがとうございました♡
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