トイレトレーニングを始めたものの、子どもがトイレを嫌がるんだよね~。
嫌がられるとトイレトレーニングに
ならなくて困るよね~。
そんなとき、みんなはどうしてる?
今回はトイレトレーニングを嫌がるこどもへの解決法を
私の保育士、子育て経験からお伝えしていきたいと思います。
子どもがトイレトレーニングを嫌がるときには?
トイレトレーニングを嫌がるときには、子どもにとってトイレ時間や空間を楽しくすごせるようにすることが解決につながります。それでは、トイレトレーニングをうまくやっていくポイントをお伝えしていきますね。
無理強いをしない
大人でも嫌なことを無理やりさせられると、もっと嫌になりますよね。子どもの「いや。」を受けとめてあげて、何回もしつこくトイレへ誘ったり無理やり、おまるに座らせることはやめてあげてください。
一度誘って嫌がられたら、時間をおいて子どもがあそんでいないときに誘うようにするとすんなり、トイレに行ってくれることがあります。
ご機嫌なときに誘う
泣いてるときや機嫌が悪いときに誘うと、トイレトレーニングが嫌になる子もいます。お散歩や出かける前、食事のまえなど、楽しい出来事のまえに誘うことで、気持ちよくトイレトレーニングができます。
「公園にいこうか~?その前におしっこに行ってからたくさんあそぼうね」など、こどもがワクワクする出来事と、トイレトレーニングをワンセットにして行動をうながすと、こどもは楽しい気分でおまるや便座にすわることができますよ~。
楽しい雰囲気でトイレトレーニングをする
古いタイプのおうちだとトイレの電気や雰囲気が暗かったり、汚かったりするとトイレの空間を怖がったり、嫌がる子もいます。大人でもきれいな落ち着ける空間の方が安心して便座に座れますよね。子どもが好きなアンパンマンなどのキャラクターや好きな動物の絵や写真などをトイレの壁に貼ったり、電気を明るくするといいですね。
子どもがトイレの空間を楽しめるように環境を整えてあげるとトイレに行きやすくなります。トイレの壁に貼ると壁紙が汚れるのが心配な場合は、はがれやすいキャラクターのシールを貼ってもいいですね。
毎回、トイレに誘う前にシールを貼っておいて「アンパンマンがトイレで待ってるよ~!一緒にトイレに探しにいこうか~♪」「どこにいるかな~?」トイレについてアンパンマンを見つけたら「アンパンマンが○○ちゃんがおしっこできるかなあって見てくれてるよ~。おしっこしてみようか~。」と子どもをおまるやトイレに座るようにうながしてみるといいですよ。
こんなふうにちょっとした楽しみを作って工夫してみると 、次はどこにシールを貼ろうかな~?な~んて、ママさんも楽しくなってきたりします。ちょっとした遊び感覚でトイレトレーニングも楽しんでいけるといいですね。
シールを貼るときのポイントは子どもが便座やおまるに座ったとき、目線が届く位置に貼ると子どもはキャラクターに見守られている気がして、トイレトレーニングの励みになります。
できたときは大げさなくらい、いっぱいほめる
まずは、おまるや便座に慣れることが第1ステップです。とくに1歳ころから始める場合は安全な位置で、自分でまたがるようになったら、おまるを使ってみるといいですよ。
最初は自分でおまるにまたがることは難しいこともあるので 、ママさんがまたがらせてあげて上手に座れたら「上手に座れたね~!」とたくさん、ほめてあげてください。ママさんがパチパチと拍手をして笑顔で喜ぶ姿をみせることで 、子どもも嬉しいなと感じられるようになります。
子どもはほめられることで、おまるに座ることが楽しく感じられるようになります。第2ステップはおまるに慣れて自分でおまるにまたがって、排尿できるようになることです。2~3歳になると身長も伸びて身体つきもしっかりしてくるので、トイレの便座に子ども用の便座をはめて、トイレへ誘っていくといいですね。
便座に座れたときもおまるのときと同じように、めいいっぱいほめてあげると、褒められたことが子どもの自信につながります。タイミングが合っておしっこやうんちができた時にも「上手にできたね~!」と「すごいね~!」と一緒にママさんが喜ぶことが、子どもにとっては励みになります。
繰り返しのことで忙しいママさんにとっては、根気がいることでもありますが、ほめることでトイレトレーニングはうまく、身についていくので、焦らずにコツコツとほめながら見守り、励ましたり手伝っていくことで一人でトイレで排尿や排便ができるようになります。
このポイントをおさえながら、トイレトレーニングをすすめていくとトイレにも慣れて、トイレに行くことを嫌がらなくなりますよ。
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おすすめ絵本
トイレトレーニングを始める前や、やっている期間に保育園では絵本の読み聞かせの中で、トイレトレーニングに関係する絵本をときどき、読むようにしていました。これは、絵本のお話をとおして、おまるに座って排泄をすることを伝えておくことでイメージがわきやすくなります。
また、トイレを怖がることなく、楽しいイメージを伝えていくことに役立ちます。絵本という楽しいアイテムをとおして、子どもはトイレトレーニングを身近に感じることができるのでよいと思いますよ。 トイレに誘ったり、寝る前に絵本を読んであげるといいですね。
保育園で人気のあった絵本はこれです!
仕掛け絵本になっているので、大人が読み聞かせていると
子どもが嬉しそうにページをめくってくれます。
簡単なストーリーなので大人も読みやすくて、スラスラと読めて大人も楽しめます。
まとめ
子どもがトイレを嫌がるときには原因を考えてみることも大切ですが、子どもが楽しんでトイレに行ったり、おまるに座れるようなポイントに気をつけてさそってみることをおすすめします。そうすることで何が原因だったのかが見えてくることもありますよ。
子どもはもちろんですがトイレトレーニングは長期戦となるので 、大人も楽しく一緒にとりくめる工夫をしていくことをおすすめします。最後までお読みいただきありがとうございました。
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