こんにちは!紫乙です。
ご覧いただきありがとうございます。
今回は子育てに関する悩みについて私なりに感じることや
こうすれば解決するかも!?というアイディアを
保育士の現場での経験もふまえてお伝えしていきます。
言い聞かせても子どもがわかってくれないときどうしたらいいの?
今回のお悩みは子どもが年子で上の子が授乳中に下の子をたたいたり
やきもちをやいて泣いて抱っこを求めてくるので
「(授乳が)終わったら抱っこをしてあげるね」と言い聞かせても
聞かなくて困っている・・・ というお悩みです。
兄弟がいると小さいときは
ほんと大変だよね。
大変さは、半端ないっ!
私も実際、娘が1歳のときに姉の子ども(赤ちゃん)を預かった
ことがあります。同じように娘は赤ちゃんにやきもちをやいて
授乳中は大泣きをしていました。
「終わるまで待っててね」と同じように娘に声をかけたことも
あります。もちろん、まだ1歳ですので大人が言っていることを
理解することは難しいですね。
私が娘に試した方法とは?
母乳で育てている場合は授乳に時間がかかると思いますが
私の場合は姉の子がミルクでしたので、(個人差もありますが)
飲み終わるのも早くて、わりとすぐに娘を抱っこすることが
できたので、声をかけながらも一人で二人の子をみているときは
泣かしっぱなしでした。
仕方がないとわりきる
好きなおもちゃやTV、動画などで気がまぎれる子もいるかもしれませんが
うちの子はまったく見向きもせずに泣き続けていました。
もちろん、娘には申し訳ないとは思うのですが、何時間も一日中泣いて
いるわけではないので、ひとりで子どもを 見ているときには他に手立てが
ないので、「仕方がない」と私が、わりきりました。
決して子どもに虐待をしたり、いじわるをしているわけではないですので
そこは歌を歌ったり、言葉をかけながらできる限りのことでいい
と私は思うのです。
考え方によっては『「悲しい」「さみしい」「甘えたい」
人間として大切な感情をこの子は味わいながら泣くことで
表現できているんだ、成長しているんだ』とママさんが感じることで気持ち的に
らくになることもあります。
娘を泣きやませようとして、赤ちゃんのミルクを中断して娘を抱っこして
あやしたいのは山々でしたが、そうすると今度は赤ちゃんが
ミルクがもらえなくて泣きますよね・・・。
途中でお腹を空かせている赤ちゃんのことを投げ出すのは
赤ちゃんにも失礼ですし、生命維持が優先だと私は判断しました。
例えば、娘が怪我をしそうだったり、危険な行動をしそうなときには
もちろん助けに行きますが・・・。
どちらも中途半端にすることは娘にも赤ちゃんにも失礼だと思うので
とにかく、娘に声をかけつつ、危険がないかを見守りながらも
赤ちゃんの授乳に集中することで『今は赤ちゃんと関わる時間』だと
わりきることで、少しでも早く終わるようにしました。
終わったらすぐにフォローをする
そのかわり授乳が終わったあとで、精一杯、上の子を「大好きだよ」
抱きしめてあげることで上の子も「うれしい」という感情も味わうことが
できますし、安心もすると思います。
実際、授乳後に「待ってくれてありがとう♡」と娘を抱きしめてあげたことで
満足したようで娘は普段通りにあそびはじめました。
悲しかった、さみしかったという感情があったからこそ
抱っこしてもらえた時には普段の何倍も『嬉しいなっ♪』って感じると
おもうので、ママさんの考え方や対応次第で、つらいことも
良いことに変えられると私は思います。
また、1歳で言葉の理解が難しいとはいえ、黙って見守るのでは
なく、声をかけてあげることが子どもにとっては無視されている
と思わなくてすむのでいいかなと思います。
【関連記事】
障害を持っているこどもには?
兄弟の年の差があって3歳、4歳と離れている場合は
お兄ちゃん、お姉ちゃんに言い聞かせれば言葉の意味が
わかるようになるので、待ってくれる場合が多いですが
例えば、障害をかかえている子どもの場合は
理解がむずかしく、聞き入れてもらえない場合もあります。
そんなときに試してもらいたいのは絵で伝える方法です。
知能的な障害をもっている場合の子どもには言葉で伝えると
理解しづらいのでやってほしい行動の絵を見せることで
受け入れてくれることもあります。
例えば手を洗ってほしいときには「手を洗っている絵」を
見せながら「手を洗おうね」と言葉をかけます。
今回のように授乳が終わるまで待っていてほしいときには
例えば「TVを見ている絵」「おもちゃで遊んでいる子どもの絵」
など待ちながらやっていてほしい絵を見せながら
「待っててね」と伝えるといいですよ。
私のように絵を描くのは苦手・・・というママさんもいますよね。
そんなときは無料でイラストを取り込めるサイトから、パソコンに
イラストを取り込んでコピーをして見せてもいいですし
それを見ながらまねして描いてみてもいいですよね。
私がイラストでよくお世話になっているのはイラストACです。
登録するだけで無料でイラストがダウンロードできるんです!
また、写真でも効果があるかもしれません。
子どもがあそんでいるところをスマホのカメラで写真を撮って
その画像を見せながら伝えてみてもわかりやすいかもしれません。
障害を抱えている子どもは耳からの情報は理解しづらいので
視覚からの情報を合わせてあげることで、大人の指示が
伝わりやすくなります。
※年子で上の子がまだ1~2歳の場合は絵を見せても年齢的にも
脳の発達的にも理解することは難しいと思います。
そんなときはやはり、その子がすきなおもちゃを渡してみたり
好きなアニメなどのTVを見せて気を紛らわせることを試してみても
いいかもしれません。
下の子をたたいたりするようであれば、子ども用のフェンスや
サークルで部屋を仕切って下の子が授乳に集中できるように
守ってあげることも必要ですね。
授乳が終わってからはしっかりと上の子が満足するまで
抱きしめてあげてくださいね。
【関連記事】大切な子どもへの愛情のそそぎ方
まとめ
年子のように2人を抱えてママさん一人で子育てを
する場合は普通の子育てよりも大変ですよね。
できるかぎり、家族や身内に助けを求めて手伝ってもらうことが必要です。
それでも、ひとりで子どもを見なければいけないときは ママさん自身が
今は「下の子と」「今は上の子と」と 気持ちをわりきって関わることで
子どもは子どもなりに 悲しい、甘えたいなどいろんな感情を
学ぶきっかけにも なります。
一瞬は泣いてつらい思いをさせてしまったとしても 必ずフォローを
してあげることを忘れずにこどもとかかわってあげることで
子どもとの関係もより良いものになりますよ。
あとでたっぷり愛情を伝えてそそいであげようといつも ママさんが
心がけてあげることで、ママさんの気持ちも多少は楽になると思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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