赤ちゃんのお尻が赤くなって、おむつ替えののたびに「うわ~ん!」と痛がって泣いておむつも替えもひと苦労・・・。病院に行って薬をもらってやっと治った~!と思いきや 、またお尻が赤くなってる~!な~んて赤ちゃんのおむつかぶれに悩まされていませんか?
今回はおむつかぶれがなかなか治らなくて困っているママさんに解決法と予防法をお伝えしていきます。
おむつかぶれには何が効く?
おむつかぶれとは・・・
おむつかぶれは、おむつに付着した尿中の尿素が、おむつ着用による湿潤した皮膚表面に増殖した細菌によって分解され、アンモニアなど刺激物質によって生じる皮膚炎症である。
引用:goo wikipedia
馬油
おむつかぶれは長時間汚れたままの紙おむつや布おむつの交換をしないことでおこりやすい皮膚疾患です。赤ちゃんがなりやすい、おむつかぶれに馬油は効果を発揮してくれます。お尻や股間部分がただれたように赤くなります。
刺激のある薬をぬるとしみるので赤ちゃんが痛がって泣いたり、おむつ替えを嫌がることも・・・。馬油は殺菌力が強く人間の脂肪成分に似ている性質から刺激もないので、おむつかぶれにぬっても赤ちゃんが痛がって泣くこともなく、治りやすいです。
使うときはオムツ替えの時は毎回、おしり全体をきれいにウエットティッシュ(おしりふき)で拭いて清潔にした状態で馬油をぬることが鉄則です。※ウエットティッシュや濡れた布おむつで拭くときにはゴシゴシすると肌に負担がかかるので 肌を押さえるようにやさしく拭いてあげるといいですよ。
私が家族で長年愛用しているのはソンバーユ!
馬油100%で赤ちゃんからお年寄りまで安心して使えて人気です。
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ワセリン
私が保育士として仕事をしていたときは病院で処方された薬として、赤ちゃん用のワセリンをぬって治している赤ちゃんが多かったです。ワセリンは刺激性がないので、おむつかぶれにぬっても赤ちゃんは痛がることがないです。
赤ちゃんの敏感なお肌をおしっこやうんちの刺激から守るためにはワセリンを肌にぬることで保湿し、うすく膜を張ってお肌をカバーしてくれるのでいいですが殺菌作用はないため 治りが悪かったり、逆に悪化してしまうこともありました。
※オムツ替えのときには、毎回やさしく、拭いて清潔をたもつことが必要です。ウエットティッシュや濡れた布おむつで拭くときにはゴシゴシすると肌に負担がかかるので 、肌を押さえるようにやさしく拭いてあげるといいですよ。
まめにオムツを交換する
おむつかぶれは細菌によるものが原因なので清潔にお肌を保つことが大切です。最近の紙おむつはおしっこの吸水力や通気性が良く、お肌をきれいにたもつように開発されていますが、長時間使い続けることでオムツの中は、むれて細菌を繁殖をふやしてしまいます。
もったいないから、ついつい「もったいないから紙おむつがおしっこをたくさん吸収してからかえよう」とか「紙おむつをはいてるから、まだ大丈夫」と長時間、おむつを替えないまま、過ごしてしまいがちですよね。
その点、布おむつは吸収力が紙おむつほどないので濡れたら、すぐに替えないと漏れてしまいます。布おむつはダイレクトに濡れた感触や汚れがお肌に伝わって、赤ちゃんも嫌がるのでおむつ替えをこまめにしなければいけないので大変ですが、むれや細菌を増やさないようにできます。
あそびに夢中になるとオムツが濡れて気持ち悪くても泣いて知らせない子もいるので、ママさんやパパさんがチェックしてあげることが必要です。おむつかぶれがひどいときは面倒でも、うんちをしたときはシャワーでおしりを洗い流して、清潔にすることが早く治すコツです。
お尻が清潔な状態で馬油や処方された薬をぬるようにすると治りが早く、赤ちゃんは痛みから解放されて気持ちよく過ごせます。シャワーで汚れを流すことは手間がかかりますが、ウエットティッシュでふき取るときの肌への刺激や負担を減らせて治りも早くなるのでおすすめです。
保育園でも、おむつかぶれのときだけではなく、下痢やうんちの量が多くておしり全体に広がってしまったときには、シャワーを使ってきれいに汚れを流すようにしておむつかぶれを防いでいました。うちの子もおむつかぶれになってしまったときに、家にいるときはなるべくシャワーでお尻を流すようにすることで治りが早かったです。
紙おむつと布おむつはどっちがいい?
紙おむつは長時間のお出かけや寝ているときなど、おむつ替えが長時間できないときでも肌が湿った状態になりにくいような作りになっています。布おむつは長時間ぬれた状態にしておくと、肌が湿った状態が続き、細菌を増やす原因につながるので、寝る時間は紙おむつを利用するといいですよ。
普段は布おむつだけをつかっている場合はおむつかぶれのときはいつも以上に清潔を心がけて 生活の中で紙おむつを使う時間と布おむつを使う時間で使い分けるといいですよ。赤ちゃんのお肌に負担がかからないようにしてあげることで 早く治していきたいですね。
紙おむつにしても布おむつにしても、こまめに交換することでお肌を清潔にたもつことができます。
おむつ替えを嫌がるときには?
おむつかぶれがひどければひどいほど、痛がっておむつ替えを嫌がる赤ちゃんもいますよね。そんなときこそ、「痛いね~○○ちゃん。きれいにして、なおそうね~。」と赤ちゃんの痛みに共感してあげてください。
『赤ちゃんだからそんなこと言ってもわからないでしょ?』と思うママさんもいると思います。また、『こら!おむつ替えないと汚いでしょ!』なんて怒りながら無理やり赤ちゃんを押さえつけながら おむつを替えることはやめてください。
赤ちゃんは言葉の意味はわからなくても、ママさんの表情や雰囲気をしっかりと感じとっています。怖い顔をして怒られながらおむつを替えられるとますます、不安になり泣いてしまい大暴れする原因になり、ますますおむつ替えをいやがることになります。
大人も痛いときに「痛いね~。」って共感してもらうとつらくても、がんばれたりやさしい気持ちになれたりしますよね。赤ちゃんの気持ちによりそってあげることでおむつ替えもしやすくなりますよ。それでも、あばれておむつを替えれなときには、あおむけで赤ちゃんが寝かせた状態でお気に入りの おもちゃをもたせてあげるといいですよ。
また、好きな歌を歌ってあげる作戦もおすすめです。赤ちゃんの気がまぎれるので、おむつ替えがしやすくなります。
まとめ
おむつ替えのたびにウエットティッシュでやさしく拭いたり、シャワーで流すことでオムツかぶれの原因である細菌を減らすことが早く治すための近道です。普段からこまめにおむつ替えをしたり、ウエットティッシュなどで拭いて清潔にすることでおむつかぶれを防げます。
また、馬油を塗ることで清潔なお肌をたもち、細菌の繁殖を防いでくれます。敏感な赤ちゃんのお肌を馬油は守ってくれるので、おむつかぶれの予防に普段から使うのもいいですね。
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